から揚げ日記

京都のデザイナーが普段食べてる美味しいもの、よいお店を紹介します。から揚げだけではなく、気になったものを書いていきます。

京もつ鍋 秀寅の唐揚げと白もつ鍋(デザインあ展と樂吉左衛門×深見陶治展)

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やみつき唐揚げ 700円



いや〜、寒い。

正月からこっち、なんだか暖かいね〜などと言ってましたが、ようやく京都も初雪が降って、四条大橋で鴨川を渡る時など、耳が切れるように風が痛く感じます。SNSを見るとみんなが薄く積もった雪のビジュアルをアップしてて、「雪が降ってるんだぁ」と実感するみたいな、変な感覚の今日この頃。

こんなに寒いと、やっぱり鍋が食べたくなったりして「あなたが寒いと言ったから、今夜はもつ鍋記念日」(俵万智)的に、いつもの仲間でもつ鍋を食べようということになり、京もつ鍋 秀寅さんへ。


と、その前に、滋賀県佐川美術館で開催中の「デザインあ」展に行ったので、そのことも少しだけ。関西初というだけあって、臨時駐車場ができるほどの賑わい。チケット購入だけで20分待ち、美術館に入ってから展示場に入るまでに30分待ちという混雑。そして、やはり親子連れが多く、たくさんのちびっこが。
展示は撮影OK、実際に触れて遊べるものもたくさんあり、楽しそうな子供たちの笑顔が溢れてました。展示の仕方、見せ方、デザインの意図や成り立ちなど、すべてが分かりやすく、当たり前だけど子供でも理解して楽しめるように構成されていて、プレゼンテーションや見せ方の勉強になりました。伝えるって、こういう風に組み立てることもできるんだなぁと。

デザイナー目線で、展示だけでなくたくさんの楽しむ親子とキラキラしてる笑顔を眺めたのでした。「デザインあ展」は2月11日まで開催。

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その後、同じ佐川美術館内で開催中の「吉左衛門X  深見陶治 × 十五代吉左衛門・樂直入」展を鑑賞。佐川美術館へ来たら、この樂コーナーは見ておかないと。樂さんの作品の数々もさることながら、展示の仕方、空間が素晴らしい。光の演出もたまりません。そして、現在は深見陶治氏の作品までも!大きな作品が多数展示されています。

深見陶治×樂直入。鋭利な刃物のような、張り詰めた空気を切り裂くような深見作品と、小さな茶入なのにどっしりとして、まるで大地から生えてるんじゃないかと思うような重量を感じるけれど、どこかモダンで懐かしい感じもする樂作品。何時間でも見てられます。こちらは、3月29日まで開催中。



さて、たっぷりとゆっくりと素晴らしいものをみたのでお腹はペコペコ。ということで、京都に帰って京もつ鍋 秀寅さんへ。

本ブログは「から揚げ日記」なので、まずはから揚げ。メニューには「やみつき唐揚げ」とある。うん、旨い。カラッとジューシーというのがピッタリな感じ。衣はカラッとしてるけど、しっとり感もあり、鶏肉自体は柔らかくジューシー。そして、九州地方(博多)の特性なのか、柚胡椒の風味が効いてる。やっぱりビールがすすむ。チューハイかハイボールでも合うはず。一人前五個の大きめのから揚げは、あっという間に無くなったのでした。

それから、この日のメインとなるもつ鍋「名物 秀寅の白」。京都をイメージした白味噌をベースにしたもつ鍋。今回は明太子をプラスした「数量限定 明太京もつ鍋」を注文。白味噌の優しい甘さと明太子の辛さ、スープのコクが相まってチョベリグ(古っ)な美味さ。プリプリの臭みのない真っ白なホソ、あま〜いキャベツとニラが最高の一品でした。〆に麺を入れて、お腹いっぱいな夜になりました。スタッフの皆さんも感じよくてナイス。



ということで、
から揚げ星は ☆☆☆
もつ鍋星は ☆☆☆☆

ごちそうさまでした。

 

京もつ鍋 秀寅
京都市中京区錦小路通室町東入ル占出山町310
ヤママス錦プラザ 2F
17時〜24時・不定

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数量限定の明太京もつ鍋